でもやんばるは、ほくほく線の特急はくたかに思いをはせてみたいと思います。
特急はくたかが廃止されて早1年。
今日は、北越急行ほくほく線のまつだい駅にて、鉄イベントがあるというので行ってみた。
現地到着AM7時過ぎ。
まだイベントスタッフさえ来ていない。
8時過ぎになってようやく並び始めた。
ちなみにこの行列は、単なるフェス入場の為だけではない。
普段じっくりとお目にかかる事が出来ない、北越急行が所有する信号所を、特別列車に乗って見学することが出来るという権利を獲得するための、抽選会に参加するための行列。
その特別列車とは、
参加条件は、グッズを1つ以上購入する事。
定刻の10時になって、まずは北越急行の社長より挨拶。
このフェスをどうしても行いたかったと、熱く語る。
そして、物販ブースに移動。
お目当ては、Bトレインショーティー北越急行683系4両セット。
どうせなら廃品や払い下げ品を買えばいいのにと思うかもしれないけど、実はこれはもう通販ではかなり入手困難。手に入ったとしても、通常価格の倍以上のプレミア価格になっている。とゆーことで、とりあえず定価で手に入れば良い。
そしてこれを買って、超回想に乗るのだ!
で、やんばるの順番になり、Bトレインショーティーとほくほく線車両ガイドを購入。
さーて、抽選だ!
抽選箱に手を突っ込み、2つ入っているカプセルのうちのどちらかを選ぶ。
最初に掴んだカプセルを引き抜いてみた。
ハズレ!!!なんと!! 俺とした事が!!
落ち込んでいる暇は無い。すぐに行列の最後尾に並ぶのだ。
と、最後尾は建物の外にまで達し、悲観的に見積もって200人くらいは並んでいる様な気がする・・・。
あーあ、こりゃダメかもしれないなぁ~。
最初の抽選から約1時間20分後、ほくほく線車両ガイドを追加で2部購入し、ようやく2回目の抽選にチャレンジ。
どーか当たりますように!!
願いを込めて抽選箱に手を突っ込む。
さっきは最初に掴んだカプセルがハズレだったから、今度はきっと当たりだろう・・・
根拠の無い自信を持ってカプセルを引き抜く。
あたーりー!!やったぜ!
これが欲しかったーっ!
午前と午後の部、それぞれ50名ずつの計100名。
やんばるは午後の部のラスト10名のところで、ようやく当選。
危なかったぜー♪
昼食を食べ周辺をブラブラしていると、改札開始時刻か近づいたので、集合場所へゴー!

全員が集まったところで、列車に乗車。
先頭のかぶり付き席をキープ。
定刻の13時13分、超回想号発車。
すぐにトンネルに入り、あっという間に最初の信号所である薬師信号所に到着。
列車から降りる事は出来ないが、その代わりに工務部の方の薬師信号所に関するウンチクを聴く事が出来た。
特急はくたか廃止と同時に待避用の2番線は閉鎖し、ポイントを不動処置し信号機にも袋をかぶせているとのこと。
次は進行方向が逆になり、さきほど乗車したまつだい駅を通過して、儀明信号所に向かう。
儀明信号所では、2本の列車交換が行われる。
その際は、車内の照明を消し、写真撮影しやすくしてくれた。
やんばるは、六日町方面の列車は静止画連写で撮影、犀潟方面の列車は動画で撮影。
儀明信号所では、20分ほど停車時間があったので、運転士を含む乗車しているスタッフ全員と社長から、それぞれ話を聞く事が出来た。
やはり鉄道が好きでこの会社に入ったとの事。
みーんな、ほくほく線をこよなく愛する人たちだと、熱意が感じられた。
列車2本を交換し、まつだい駅に戻る途中、最も工事で苦しめられた鍋立山トンネルを通過する。
ここは超魔の645mだったと語る。
この辺りの地中にはメタンガスが大量に含まれているせいで、地圧がもの凄く高く、600m掘っても650m押し戻されてしまうとの事。
あらゆる工法を用いているので、実にバリエーション豊かなトンネルを見る事が出来る。
と、いろんな説明を聞かせてもらったおかげで、1時間ちょっとの乗車時間は、ホントあっという間だった。
まつだい駅に到着し、スタッフの皆さんにお礼を言って下車。
また来年もやってくれたら良いなぁ~♪
って、明日も行きます♪