Bluetooth化をしてはみたものの、実際に使い勝手が良くなければ、無駄に散財したようなもの。では実際に、車に乗ってから降りるまでにどのような手順を経ているのか時系列順に記載。
【コールドスタートの場合】
1.BluetoothレシーバーをナビのAUX-INに接続
2.Bluetoothレシーバーの電源を入れる
3.携帯電話の電源を入れる
4.Bluetooth設定にて携帯電話とBluetoothレシーバーとの接続操作
5.携帯電話のミュージックプレーヤーを起動
6.ミュージックプレーヤーの再生ボタンを押す
7.曲が流れてくる
これらにかかる時間は約1分。そんなにたいした時間じゃないけれどちょっと面倒だ。急いでいるときなんか、こんなことをしている暇があったらラジオにして発進するのは必至。
【ホットスタートの場合】
1.BluetoothレシーバーをナビのAUX-INに接続
2.Bluetoothレシーバーの電源を入れる
3.Bluetoothレシーバーのジョイスティックを長押ししてミュージックプレーヤーを起動
4.ジョイスティックのセンター押し
5.曲が流れてくる
ホットスタートはコールドスタートと違って、Bluetooth送受信側双方の接続作業を行う必要がないので、1~5は約20秒以内くらい。
次にバッテリーの持ちについてだけど、車から降りるときにBluetoothレシーバーの電源を切っておけば、往復正味8~9時間程度持つことがわかった。実際、復路の最後の休憩地である越後川口SA手前でバッテリーが切れた。1回のフル充電でここまで持てば十分だろう。
ちなみに携帯電話のバッテリーについては、復路の高速に乗ってからしばらくしてから赤表示になった。携帯電話のバッテリーに関しては、2回分のフル充電が可能な容量を持つ補助バッテリーがあるので、たぶん連続24時間以上、ミュージックプレーヤーで再生可能だろう。
次に操作について。Bluetoothレシーバーのジョイスティックで、大抵の操作は出来てしまう。再生・一時停止・曲のSKIP・早送り・巻戻し。何の問題はない。但し、ボリュームの調整でちょっと難あり。元々ヘッドフォンとの接続を前提にしているせいか、MAXにしてもボリュームが小さい。カーナビ側でボリュームを上げてやらなければいけない。そうすると、ついうっかりハイウェイラジオにすると、大ボリュームで放送が流れ、慌ててボリュームを下げることがあったりなんかする。もっとも最近はハイウェイラジオの世話になることは少なくなり、VICSで大抵のことは済ませられるようになっているから、今ではあんまり大きな問題では無くなってきつつある。
とまぁ、こんな感じで書き綴ってみたけれど、携帯電話とBluetoothレシーバーとの組み合わせは、かなり満足度が高い。もっともBluetooth対応ナビを購入すれば、バッテリーの問題が一切解消されるので、さらにスマートな接続になる。今の我が家の経済状況を鑑みると、そう簡単にナビを購入というわけにはいかないので、おそらく次の車を買うときに、もっと簡単にスマートなリスニング環境が実現できたらいいなぁ。
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