その気になっている駅というのは、
飯山線の足滝駅と信越本線の脇野田駅です。
足滝駅は飯山線の新潟県最後の駅ということで中魚沼郡津南町にあります。津南と言えば、3/12未明に起きた長野県北部を震源とする地震で被害があった町です。今日現在飯山線は十日町~戸狩野沢温泉間は運転を取りやめています。路盤流出や土砂崩れがあったためです。そこで頭をよぎったのは、4年前の中越沖地震で土砂崩れに巻き込まれてしまった信越本線青海川駅。山の斜面に作られている駅なので、足滝駅は大丈夫なのだろうか?ちょっと心配になりました。
友人のN氏と一緒に足滝駅に向かいました。途中雷雨に見舞わましたが、津南町に入りました。ここら辺は県内でも有数の超豪雪地帯なので、未だに背より高く積もった雪が残っています。また、道路上には雪の影響なのか地震の影響なのか解りませんが、折れた木の枝が散乱しています。場合によってはコーナリング途中に落ちていたりするので、ちょっとした緊張感を強いられてしまいます。でも何とか無事に足滝駅に到着。

無事なようです。これで一安心。安心ついでにもう1枚。

ちなみに、足滝駅には長野県側からアクセス。途中踏切を渡るルートになるんですが、そこでは運転再開に向けて復旧作業を行っている作業員の方々が多数いました。こういった方々のおかげで、我々は鉄道を趣味としていけるのだと再認識。現場を通過する際、ハンドルを握りながらではありますが、心の中でお疲れ様です!とつぶやきました。
十日町市で昼食を摂った後、次に向かうのは脇野田駅。2014年に開業予定の北陸新幹線に設けられる。仮称上越駅建設現場です。今日は土曜日なので工事はお休みなのでしょう、誰もいませんでした。工事現場は立ち入り禁止なので、区域外から脳内で完成予想イメージを妄想しながら眺めていました。

現在の脇野田駅を裏から撮ってみました。

そして、3年後に駅前を彩るであろう桜の花越しに、未完成の駅を撮影。

脇野田駅はもう10年近く前に一度訪れた駅。その時はまさかこの駅のそばに新幹線の駅が出来るなんて想像できなかったけれど、現在それが現実となってきている。開業まであと3年。この周辺はどうなってしまうのだろう。
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