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と意気込んでロープウェイのチケット売り場に向かうと、
現在霧が発生して展望台から夜景を見られない
というような事が書かれた看板が掲げられている。そんなぁ~・・・。とテンションダウンなんかしていられない。そんなこと気にしないでロープウェイに乗ることを決意する。チケット売り場のお姉さんに大人2枚と告げると、
只今霧が発生して景色を眺められませんが、
それでもよろしいでしょうか?
んん!?こんな状況で展望台に向かって景色を眺められなくても文句を言うなよという伏線だな。そんなことは分かっている。もちろん構いませんと答える。函館に来たからにはこれを見ずして帰るわけにはいかない。函館の夜は今夜限りなのだから。しかし実際見られないと言うことになったらという一抹の不安はあったのは否定しないけどね。
さてロープウェイに乗車。車内はガラガラ。そりゃそうだ。まだ夜景を見るには早い時間だ。日没まであと1時間以上もある。
グングンと標高を稼ぐと、
うっ、ホワイトアウト・・・。おいおい大丈夫か!?ちょっと心配になってきた。
5分とかからずに山頂駅に到着。山麓駅から山頂駅までわずか3分で結んでいるとのこと。意外と速いんだね。早速展望台の一番良い場所を確保しなくては。屋内の展望台ではなく、屋外の展望台に向かう。屋外の展望台は上段と下段があるのだが、下段の方が良さそうに感じたので下段中央最前列の場所を確保した。これは良い写真が撮れそうだ。
日没まで時間があるし、メモリーカードも大量にあるので、日中の函館市内の景色を撮ってみよう。
と思ったらまた霧がかかってきた。そんななか時折訪れるシャッターチャンスを逃さない。
青函連絡船摩周丸 函館駅
次第に近づく日没時刻。しかしまだこんな状態。
ついに日没。太陽は地平線の向こうに行ってしまったけれど、まだ若干明るい。本当に見えないのかもしれない。せっかく新潟から函館までやってきたのに・・・。
残念だ・・・。実に残念だ・・・。このまま帰るしかないのか・・・。
しかし天は俺たちを見捨てなかったようだ。
ちょっと遊びでいじってみました。で、何枚かRAWで撮影し一番お気に入りを現像してみたのがこれです。
さすが世界3大夜景の一つ。スゴい!はるも夜景の美しさに感動しっぱなしだった。ありきたりの表現だけど、まるで宝石箱をひっくり返したようだ。いきなり夜景を見るよりも、同じアングルで徐々に暗くなっていくさまを眺めることが、より一層の感動を呼ぶのかもしれない。
夜景を十分満喫して下りのロープウェイに乗車。帰りは上りと違って満員。しかも先頭部分に人が殺到している。俺たちは人の流れに任せて前頭部最前列のすぐ後ろにたどり着いた。ロープウェイが出発すると、だんだん夜景が近づいてきて、3分後には山麓駅に到着。感動の夜景ショーは幕を下ろした。
ホテルに帰りながら、最後の函館ローカルグルメを求めにハセガワストア、略してハセストに向かう。ハセストでやきとり弁当を買うためだ。ちょっと新婚旅行らしくない夕食だけど、これは俺たち二人共通の食べたいメニュー。このときばかりは胃袋が1つしかないのを恨めしく思ったことはない。ハセストでやきとり弁当2人前とビールとつまみを買って、ホテルでささやかだけど2人だけのディナーを楽しんだ。