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ホテルから見える山々の緑がまぶしい。
今日は新婚旅行最終日。今日が一番天気が良い日じゃないのかな?
ホテルを昨日よりも早い時間にチェックアウト。支配人から
函館はどうでしたか?
と尋ねられる。もちろん最高に楽しめました。また是非訪れたいと伝える。そして昨日1日駐車場で待機していたプレに荷物を積み込んで出発。支配人は道路に走り出すまで見送りしてくれた。俺たちは本日最後の観光スポットに向かった。と思ったけど、その前にプレで八幡坂を走って見ようと思いついた。
誰もいない八幡坂。観光客はまだ宿でのんびりしているのか、それとも朝市で海鮮丼に舌鼓を打っているのか・・・。こんなチャンスはそうそう無いので、すぐに撮影開始。撮影後すぐに撤収し、最後の目的地であるトラピスチヌ修道院に向かった。バターやクッキーで有名なトラピスト修道院は男子修道院で、トラピスチヌ修道院は女子修道院だということは、旅行前の下調べで初めて分かった。
市電の線路に沿ってまずは湯の川に向かう。途中市電と併走する。でも信号や停留所で抜いたり抜かれたりして、意外と楽しめる時間は少ない。今度は是非ハイビジョンビデオカメラを車載して、併走シーンを撮影してみたい。
湯の川を過ぎてしばらくすると、森林が目立つようになってきた。そろそろ目的地のようだ。このまままっすぐ進むとトラピスチヌ修道院の正面入口の前に出る。そのすぐ脇に駐車場があるのだが、その駐車場は
修道院とは関係のない私営の駐車場
なのだ。入口のすぐ近くにあるので、誰もが何の疑問を持たずに停めてしまいがち。修道院で見学出来るのは前庭と売店のみ。それほど長時間滞在できる場所でもないのに、金を払って車を停めるのはなんだかもったいない。周辺の駐車場について既に下調べをしていたのが幸いだった。ちなみにちょっと離れた場所に市民の森の駐車場(有料)があるんだけど、俺はここもパス。一番離れた場所、と言っても修道院の正面入口から数100メートルのところに、市民の森の駐車場(無料)がある。ココに車を停めた。まだ朝早いせいか、1台も停まっていない。
緩やかな坂道を登ると、修道院の正面入口に到着。
中に入るといきなり賛美歌が聞こえてきた・・・ような気がした。空耳だった。庭の植木はきちんと手入れされていて大天使ミカエルや聖母マリア像が鎮座されていないと、どこかのお屋敷の庭園に思えてしまう。煉瓦造りの建物と庭木がとてもマッチしている。
大天使ミカエル 聖母マリア 聖テレジア
この建物のに近づくと、かすかに歌声が聞こえてきた。さっき聞こえてきたのはこれか?まさかね。
シンメトリーな建物だ。
ひとしきり庭の散策を終えた俺たちは、お楽しみの売店に向かう。店の中にはお菓子やロザリオが売られている。ロザリオは気軽に買える値段じゃないので見るだけにしておいた。お菓子は添加物なしのバター飴とマドレーヌ。ちなみに俺はマドレーヌを牛乳と一緒に食べるのがたまらなく好き。コーヒーや紅茶ではなく牛乳なのだ。ついでに言うならまんじゅうや大福も牛乳で食うのだ。想像しただけでも、口の中に唾液がジュワーッと湧いてくる。
トラピスチヌ修道院を後にして、次に向かうは函館フェリーターミナル。ついに北海道の旅も終わりか。じゃあ最後に自分用の北海道土産の購入しなくては。
北海道と言えばやっぱりビールっしょ!
そのビールというのは北海道限定販売のサッポロクラシック。更にこだわって瓶ビール。缶ビールならごく当たり前に売っているのだが、瓶は全く売っていない。フェリーターミナルに向かう途中のあらゆるコンビニ・酒屋を回るが、ことごとく売っていない。次で見つけられなかったら缶ビールで諦めよう、と五稜郭駅裏にあるショッピングセンターに立ち寄る。ダメ元で酒のコーナーに行く。なんと、あった!ただし20本入りのケースではなく15本バラで。店員を呼んで在庫を確認してもらうが、今ココに出ている分しかないとのこと。じゃあ全部買い占めだ。プレに瓶ビールが加わり、まるで酒屋の配達みたいだ。
さぁ、これで北海道土産は全部買った。買い忘れはないかな?次に車を停めるのはフェリーターミナルだよとはるに言うと、北海道楽しかった?と逆質問された。そりゃ楽しかったさ、こんな楽しい旅は一生忘れられないよと答える。楽しい旅だったというのはお互い分かっているので、一番美味しかった食べ物は何だった?と質問してみた。はるは
ホッキカレー
が美味かったとのこと。お、ホッキカレーか。あの歯ごたえを味わうには1時間待ってでも食うべきだな。ホッキカレーを食いにまた苫小牧に行っても良いくらい。幸せを感じるカレーだった。
で俺が食べた中で一番美味かった物は・・・、うーん、全て甲乙つけがたい!でもあえてこれだと言うなら
ジンギスカン
北海道上陸初日の夕食がジンギスカン。しかも2人で13人前食ってしまったという、我ながら驚いている。ビールと一緒に食べるとどうしてこんなに胃袋に入ってしまうのか。人間って凄いなぁ。酒好きと肉好きを兼ね備えている俺の肉体を自画自賛。
と、言っているうちに函館フェリーターミナルへの案内表示が見えてきた。いよいよ北海道ともお別れだな。