
旅館の朝は早い。いつも通り5時頃目が覚めたんだけど、もう1回寝ることに。とは言ってもなかなか寝付けない・・・。
布団の中でウダウダしていると、嫁が起きてきた。朝食の時間までちょっと時間があるので、いつも見慣れたTVを見る。これが県外に出ていたら、見慣れない民放局のローカル番組やCMを見て、ちょっとは楽しめたんだろうけどね。
午前7時。朝食の時間になったので、階下の食堂へ。
今日のメニューはなんだべな~♪

左から、厚焼き玉子、えごねり、紅ズワイガニむき身、イカの刺身、焼きタラコ、野沢菜漬け、昆布の佃煮。こぢんまりとしているけど、キレイに盛り付けられているので、食欲がガンガン沸いてくる♪

焼き鮭。朝食と言ったらこれは外せないよね♪

男前豆腐と味付け海苔。豆腐にトッピングされているショウガの下には、『男』と記してあったので、男前豆腐と確定(笑)海苔は、味付けじゃない普通の海苔がいいなぁ~♪

ご飯と味噌汁です。
ご飯は1回おかわりしただけなので、正直ちょっと物足りなかったです。
でもまぁ美味かったから良しとする!
さて、そろそろ電車の時間が近づいてきたので、宿の主人に挨拶をしてチェックアウト。駅まで朝の涼しい空気を吸いながら・・・と思っていたら、なんだか生暖かい風・・・。
そっか、台風が近づいてきているんだな。
親不知駅で列車が車での時間を過ごし、普通列車直江津行きに乗車。

昨日スルーした糸魚川で下車。
糸魚川の市街地を散策。去年の大火で焼けて無くなってしまった建物は、ほんの一部を除いて未だ手つかず。今正に吹いている風が南風だから、あの時はこの風に煽られて瞬く間に延焼しちゃったんだろうな。そう思うと、とても切ない。
朝飯のボリュームが心許なかったので、昼前の11時にはもう空腹。めぼしい店を覗いてみるけど、みーんな休み。
でも駅前に1軒だけ絶賛営業中のラーメン屋を発見!
糸魚川と言ったら、御当地B級グルメの『ブラック焼きそば』なんだけど、今日はちょっと焼きそばって気分じゃないので、別の名物を吟味してみることに。
すると、ひすいラーメンひすい餃子セットという、なんとも糸魚川らしいメニューを発見!
早速注文。で、10分ちょいで着丼。

嫁が注文した餃子と、

カレーチャーハンそれぞれ単品で。
カレーチャーハンって、見た目ドライカレーじゃね?一口味見させてもらうと、やっぱりドライカレーだ。チャーハンでカレー味を再現するのは、ちょっと難しいんじゃないかな?

そしてやんばるが注文したひすいラーメンひすい餃子セット。
もうね、見た目が鮮やか。麺と餃子の皮に南蛮エビとほうれん草を練り込んでいるからとのこと。早速食べてみると、スッキリとした塩味のスープが麺に程良く絡んでとても美味しい。若干塩加減が濃いめかな、ライスが欲しくなってしまう(笑)
こういうお店、やんばるの地元にも1軒欲しいなぁ。糸魚川に来た際は、再訪するどー!
次の列車に乗るために糸魚川駅へ戻る。
列車到着までまだ時間があるけれど、ここから乗り込んでくる乗客は意外と多いので、早めに並んでおかないと良い席を確保できない。なんせ1両編成だからねー。

で、台風の影響で終日運休となった大糸線のキハ120形を撮影。
直江津まで列車に揺られながら50分弱で到着。駅の中をちょっとブラブラしてから、ほくほく線乗り場へ。今度乗車するのは、超快速スノーラビット越後湯沢行き。

英語表記では、超快速はCho-Rapidなんだねー。超→Cho そのまんまじゃん!(笑)
この超快速スノーラビットは、今回はシアタートレインゆめぞらⅡ号での運行。車内でオリジナル動画が上映されるのだ。

発車までの待ち時間を利用して、バシャバシャ写真を撮りまくる。
隣にいたのはえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインのET127系。こちらは直流区間のみを走るので電車なのだ。今度はこれに乗ってみたい。
さて、定刻通りにほくほく線超快速スノーラビット越後湯沢行き発車。
この列車は、途中十日町駅しか停車せず、一気に越後湯沢までワープ。犀潟までは信越本線を走っているのでそれほどスピード感がある走りをしていないけど、犀潟を過ぎるとHK100形の本気な走りを感じられる。110km/hは伊達じゃないぜ!
頸城平野辺りではこんな田園風景が広がっているけど、

くびき駅を過ぎると次第に山間にさしかかり、トンネル区間ばかりになる。このトンネル区間を利用して、車内天井をスクリーンとして、いろんな映像が上映される。

まぁこんな感じで。天井という超縦長のスクリーンなので、流れるような映像が上映可能。乗客の子供達はもうまさに狂喜乱舞状態(笑)
この上映システムの詳細については、
ほくほく線オフィシャルサイトと
三菱電機オフィシャルサイトをご覧あれ。
ところでほくほく線内では、ハイドラ出来ないんですよ。トンネルだらけで、超快速スノーラビットに乗ってぶっ飛ばすもんだから、常にこんな感じで・・・。

スピードオーバーだってさ(笑)次乗るときは、素直に各駅停車に乗ります。
超快速スノーラビットは、あっという間に終点越後湯沢に到着。あー、もっと乗りたかったなぁ~。今度乗車するときは酒を飲みながら・・・。って、ほくほく線って車輌内にトイレがないから、トイレに行きたくなったら困るなぁ~。そん時は、途中下車すればいいや(笑)
と、今度はこれに乗車します。

現美新幹線!これは嫁たっての希望で、絶対乗りたいから乗れるようなスケジュールを組んでっ!と言うので、スケジュールを組んでみました。なので、一見乗り鉄だらけで、やんばるの趣味嗜好ばかりを叶えた旅行スケジュールに見えちゃうけど、ちゃーんと嫁の趣味嗜好も取り入れていますよぉ♪
黒い新幹線と話題になったようだけど、実は濃紺。黒よりも重厚感があってカッコいいと思う。中でも目を引くのは外観のデザイン。やんばるの地元長岡の花火をモチーフになっている。正直、近くで車輌を見るのも良いと思うけど、やはり遠目で車輌全体を眺めるのが一番の正解だと思う。っつーか、なんで一番端っこのホームからの発車なんだよぉ~。
では満を持して乗車してみる。やんばるはアートに造詣深くないけれど、新幹線と現代美術が融合するとこうなってしまうのかぁというのを見せつけられた。なのでファーストインパクトはスゴい!なんか圧巻されてしまった。でも展示内容すーっと同じなのかなぁ?定期的に入れ替わるのかなぁ?じゃないと飽きられちゃう予感が・・・。と、嫁も同じ事を思っていたようです。
この新幹線、指定席が設けられているんだけど、必要か?というくらいガラガラでした。

網棚に荷物が載っているところを見ると、全く使われていないこともないんだなぁ~(笑)
他のアートが展示されている車輌に関しては、そこそこ乗客はいました。設置されているソファはなかなかの座り心地で、ホテルのラウンジにいるような感覚。これでコーヒーかバーボンのロックがあったらサイコーだったかも(笑)
当初予定していた終点新潟までの乗車を、急遽途中の長岡で降りることに。嫁曰く、もう十分堪能したとのこと。それに新潟まで行ってまた戻ってくる時間を、長岡でちょっと遊びたいということなので、長岡で下車。
さて、長岡で降りたやんばる一行は、駅ビルの中をブラブラしたあと、開店してから随分経ってしまったけど、未だ未訪問のAnimate長岡店に行ってみることに。長岡店は新潟店に続く2店舗目。さてどんなもんかなぁとちょっと期待して入店。
店内を色々見て回ったものの、かなりショッキングなことが・・・
知っているアニメ作品が無いっ!嫁は色々深夜アニメをチェックしているようで、いくつか知っている作品があったようだけど、やんばるに関しては壊滅的・・・。嫁にそう告げると、
あんた古すぎだよっ!あーあ、ついにトドメを刺されてしまったよ・・・。唯一の救いが、入り口すぐのショーケース内に展示してあったストライクウィッチーズのタペストリー。
ガルパンおじさんのやんばるは意気消沈で店を後にしましたとさ(爆)
自宅に戻る前に、駅前の居酒屋で『はんばぎぬぎ』をやることに。はんばぎぬぎというのは、旅行の打ち上げということの長岡弁なんですよ。はんばぎ→履き物 ぬぎ→脱ぐという意味です。

本格的に飲んじゃうと帰る気が無くなってしまうので、軽く2時間ほど。お互い良い感じに酔って腹も満たされ、無事に帰宅。
あ~、楽しかったぁ~、本当に良き想い出になりました♪
あ、夜食用に地元長岡で昔から愛されているB級グルメ、イタリアンと餃子のペアを買ってきてました(笑)

んまかった~♪
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