いつも通りアキバから関越所沢インターまでは下道で行く事にした。車の通行量が幾分減った頃を見計らって出発。いつも通り、神田明神下からR17、本郷三丁目からR254の定番コースで所沢インターに向かう。
やたら後から煽ってくる所沢ナンバーのプリウスがいるので、前を譲ってみた。ところがその所沢プリウス、交差点手前の左折レーンの左折待ちに巻き込まれてしまって身動きが取れなくなっていた。その隙に私やんばるくいなは直進レーンでそのポイントを華麗にスルー。折角他人からの好意を無碍にするなんて、なんてもったいない。それっきり、所沢プリウスが前を走る姿を見かける事はなかった。
所沢インター手前で給油し、関越道を北上する。
関東地方は本当に良い天気で、路面は冷えているが乾いていてとても走りやすかった。CW系のエンジンはとてもリニアな加速感で、いつの間にか速度が出ている事に気がつく。路面からの突き上げはほとんど感じず、高速巡航に適した足回りだと感心する。運転する度にZoom-Zoomしてしまいたくなる。さすがMAZDA車だ。
と、快適に走っていられるのはここまでで、水上インター手前あたりからチェーン規制が始まった。路面にはうっすらと雪が積もっていて、かなり慎重に運転しないと危険だ。と思いきや、後から猛スピードで走ってくるとちぎナンバーのエスティマが迫ってきた。スノーボードを積んでいるので雪道は知らない訳じゃないだろうけど、なんか危ねぇなぁ。私やんばるくいなを走り去ると、見る見るうちに小さくなりそして視界から消えた。
関越トンネルに入りしばらく走っていると、さっきのエスティマがノロノロと走っていた。おいおい、さっきの勢いはどうしたのかな?と思うような走りだ。
トンネルを抜けると、そこは猛吹雪だった!!
圧雪の上に新雪が積もって轍が隠され、すごくハンドルが取られる。いやー、久しぶりの超悪路の雪道ドライブに恐怖感を覚えた。でもトラックなどの大型車は結構かまわずぶっ飛ばしている。おっかなくないのかなぁ?乗用車のドライバーよりプロなので、そこら辺は心配ないんだけど、前方で事故を起こされて通行止めになるのだけは勘弁。
缶コーヒーが無くなったので、塩沢石打SAに立ち寄る事にした。ところが、駐車スペースはすごい雪原。新雪の中を走っているようだ。缶コーヒーを買いに外に出ると、ベンツが1台屋根付き身障者用駐車スペースで、チェーンの装着作業をしていた。
え?関越トンネルを出た土樽CBでチェーン付けなかったの?まさか、ここまでノーマルタイヤ?嗚呼恐ろしや。
そそくさと缶コーヒーを買ってすぐに出発。再び雪道の高速道路をひた走る。越後川口辺りで路面の雪はだいぶ少なくなってきた。小千谷を過ぎると、もう路肩以外に雪は残っていない。やっと抜けたか。
長岡インターで降り、自宅までのわずかな距離の下道でも気を抜いてはいけない。車のドアをロックするまでが遠足だ。もとい!帰省だ。
今回も妻の実家訪問以外がメインになってしまったけれど、こんな親戚付き合いの悪い旦那がこうして都内で遊んでいられるのも、良く出来た妻のおかげだと心底感謝している。と言う訳で、今回の帰省レポートでした。
おしまい。
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