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新婚旅行5日目 その1

2008.08.15 - おでかけ
 函館の朝は早い。

 まぁ早いと言ってもそれは朝が苦手なお寝坊さんのはるが言うセリフなのであって、早起き超得意の俺にとってはかなり遅い時刻である午前8時過ぎに宿を出発。本当は午前6時くらいに出発したかったのだけど致し方ない。まずは函館と言えばナニ?と問うて一番初めに答えが出てきそうな

 函館朝市

 に向かう。大町電停から市電に乗り込み、函館駅前に向かう。はじめ車内は誰も乗っていなかったが、目的地に近づくに従ってボチボチ乗客が増えてくる。10分ほどで函館駅前電停に到着し、ここで下車。さて、朝ご飯を食べよう。と、全くアテのないまま朝市をぶらつく。どっか良いところ無いかなぁ~。朝市の入り口から積極的な勧誘。こりゃ朝市を抜ける頃には宅配便の伝票を、何枚か握らされているのかも!?どの店先にもカニが並んでいる。うひゃー、ウマソー!見た目にはエイリアンの幼虫のような格好をしたタラバガニ。

たらばがに

 あの太っとい脚をもぎ取って、バキッと殻を割って、中にギッシリ詰まっているカニ肉を頬張ると、きっと天にも昇るような幸福感を味わえるんだろうなー、数万円と引き替えに・・・orz。

 未練を残しつつ店を立ち去っても更に店は続く。それにしても凄いなココは、カニの次もカニだ。そして俺たちはとうとうある1軒の店の大将に掴まってしまった。函館朝市名物の試食攻撃をこなしながらここまでやってきたんだけど、ココの試食はちょっと違った。いくらの醤油漬けが美味いのだ。しかも美味さ半端ねぇ~!試食をお代わりをしたいくらい。はるもあまりの美味さに目を輝かせていた。

 別に買ってもらわなくても良いんだ。

 店の大将はそう言いながらドンドン試食を差し出してくる。俺もはるも拒むことなくドンドン食いまくる。いやぁうまいうまい!いやぁ~、函館は良いところだねぇ~。と思ったのも束の間、

 朝飯食ってねぇべや?

 と言って俺たちをとある食堂に案内する。いくら丼や海鮮丼をラインナップされている食堂だ。するとおもむろに、

 新婚さん2名ご案~内ぃ!

 うわぁ!そんなデカイ声で叫ばなくても良いよぉ~!(*^_^*);
 恥ずかしいじゃんか。

 ゆっくりしていってね♪

 店に案内してきた大将はそう言い残して帰って行った。なんか上手い具合に店に連れて来られちゃったけど、メニューに掲載されている写真を見る限りみんな美味そう。俺とはるは大将イチオシの大名盛りBを注文。さぁ~て、実物を見るまでのお楽しみだ。そしてついにその瞬間がやってきた。

 キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!
 大名盛りB

 スゲースゲー!思わずスゲーを2連呼。あまりにも彩り鮮やかだったので、ご飯に載っている各部位のクローズアップ写真を撮影。撮影中は絶え間なく脳から早く食えと指令がガンガン来て、口の中に唾が溢れまくっていた。そんな本能を辛うじて抑え、理性が何とか勝てた。無事に撮影が完了して、ようやく一口目を食べる。

 生きててよかったぁ~!

 と心底感じた。ウニは何かの甘味料をまぶしてあるんじゃないかと思うくらい甘い。回転寿司やスーパーで食えるウニとは全くの別物。コレが自然の甘さなんだね。それといくら。さっき食べたいくらの醤油漬けと全く同じ味だった。そっか、あの大将自分の系列店に案内したんだな。いやぁ、でも来て良かった。帰りに何か買って帰ろうか。俺たちは大満足のまま店を後にした。もう一度大将のいる店に行った。ごちそうさまでした、凄く美味かったですとお礼を言うと、大将は忙しい中もまた来てくれと俺たちに挨拶。久しぶりにまた来たい海産物店だった。

 朝市でひとしきり揉まれ、次の目的地である五稜郭タワーに向かう。函館駅前電停から市電に乗り、五稜郭公園前電停で下車。この付近は函館の繁華街。店も人も多く、その人の流れの多くは五稜郭タワーに向かう人たちばかりだった。すると遠くからでもわかる特徴的な建物が見えてきた。

 goryokakutower.jpg

 五稜郭タワーだ。早速中に入ってみる。エレベーターホールのあるフロアは人でごった返していたけど、実際にエレベーターに乗る人はそんなに多くない。窓口でケータイのクーポン券を提示して、割引料金で入場料を払う。そしていよいよエレベーターで展望台へ。数分後、目の前には見覚えのあるかなり有名なあの景色が広がる。

 goryokakutowerview.jpg

 展望室を一周していると、なにやら長い行列が。並んでいる人は皆女性ばかり。ははーん、ひょっとすると占いじゃないのかぁ?ズバリその通り。しかもコンピュータ占い。手の平をフラットベーススキャナーに載せて、手相を鑑定するという。うーん、これで占ったと言えるんだろうか?所詮鑑定ロジックは、いくつかの掌紋パターンの組み合わせと、データベース化された文言を関連づけて書き並べたものだと思われるので、はるにはこんなインチキ臭い代物は辞めとけと言ったんだけど、世の女性は占い好きが多いようで、頑として並んだ列から離れようとはしなかった。まぁいいか。どんな文章がプリントアウトされてくるのか楽しみ。ひとり当たり数10秒ほどで捌き、5分かからずにはるの番になった。で、早速プリンアウトされた鑑定結果を見てみる。内容の詳細に関しては我妻の名誉があるので公表は控えさせて頂くが、文章はまるで日本語があまり堪能でない外国人が日本語の文章を書き綴ったような感じ。でもその文章の量が凄い。A4用紙半分近くを12ptくらいの大きさの文字でビッシリと埋められている。あまりの文字の多さに、俺は最初の1行だけを読んではるに返した。まぁ500円でアトラクションを楽しんだと思えば妥当かな。

 展望台で函館のパノラマを満喫したら、次の目的地は赤レンガ倉庫群。再び市電に乗るため、五稜郭公園前電停へ向かう。5分も経たないうちに市電がやってきた。それにしても、函館市電の運行ダイヤは尋常ではない頻度だ。とても一地方都市の公共交通機関だとは思えない。夏の観光シーズンまっただ中のせいもあるのか、ひっきりなしにやってくる。下手すると東京都内の地下鉄(ラッシュアワー以外)の運行ダイヤに匹敵するかも。と驚く俺たちを乗せた市電は、赤レンガ倉庫群最寄りの停留所である十字街電停を目指すのであった。

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