なんだかドキドキしちゃうよなぁ。とwktkしながら非常に狭くて急な階段を上ってドアを開けると、なんかのアニメキャラ【やべぇ、わからない(汗)】のセーラー服コスチュームをまとった女の子が現れた。
おかえりなさいませご主人様(はぁと)、何名様ですか?
おいおい、ご主人様を迎えるのに何人ですか?というセリフはおかしいだろ?というツッコミはこっちにおいといて。それにしてもカワイイなぁ~萌え萌え。こういうところでは盛り上がりが大事。恥ずかしいと思ってはダメ。という大原則を忘れてはいけない。
案内されたのは4人掛けのテーブル席。テーブルにはハート型の取り皿と店のマスコットキャラが描かれた箸袋に入ったエコ箸。普通の居酒屋とはまた勝手が違うとおもわれるので、メニューを見ずに飲み物を注文するわけにはいかない。まずは書かれているメニューのラインナップに一通り目を通す。なるほど、まずは生ビールを注文しよう。
生ビールはスリムなタンブラーに入って出てきた。無骨なジョッキで出てくることはないと思ったけれど、やっぱりそのとおりだった。そしてNと乾杯。彼とは一体何杯乾杯をしただろう。まぁ間違いなく人生史上最高杯数をカウントしている。
さてつまみを注文。DEATHポテトと筋骨マンのバックドロップの2品。一見どんな物が出てくるのかわからないからちょっと不安だ。でもだんだん楽しくなってきたぞ。たぶんそれは店の内装と装飾品とBGMのせいだな。全体的にピンクと白に統一されていて、否応なく萌え萌え気分が盛り上がってくるぞ。装飾品はすべてキャラクターグッズ。壁にはフィギュアが箱に入ったままディスプレイされている。ちょうど俺等の席からは庵野版エヴァフィギュア初号機・零号機・弐号機が見える。そして厨房のすぐ脇にあるカウンター席には、小さな液晶モニターとヘッドホンが各席に設置されているので、もしかしたらここでDVDを見たりゲームが出来たりするのかな?そしてBGM、さっき店に入ってきたときいきなりローゼンメイデン主題歌の禁じられた遊びが流れていた。しかもCDラジカセから。有線放送じゃないところがミソ。ああ、なんか懐かしいなぁこういう雰囲気。文化祭でよく見られる模擬店の空気をちょっと感じさせられる。なんせ、店の女の子達は注文が無いときなどの手持ち無沙汰なときは、BGMに合わせて歌を歌っているのだ。ゆるーい感じのお店だ。
女の子2人がつまみそれぞれ1品ずつ運んできた。さてここでイベント開始。DEATHポテトはハバネロパウダーをまぶしたフライドポテトなのでいかにも辛そう。なんでも女の子とジャンケンをして勝てば投入するハバネロパウダーの量を好みの量に調整可能だが、負けてしまうと強制的に耳かきサイズのさじで6杯投入されてしまうとのこと。これってある意味罰ゲームじゃん。俺がオーダーしたので俺が女の子とジャンケン。気になる勝負の行方はというと、なんと勝ってしまった。うーん、ちょっと残念。俺は激辛物に対する耐性が一般の人よりあるので、ぶっちゃけジャンケンは負けても良かった。いや、むしろ負けたかった!女の子の残念そうな表情を見て、あーあ俺ってKYだったなぁ。でもイベントはまだ続きがある。筒型のタッパーに入ったフライドポテトとハバネロパウダーをシャカシャカ振るのだ。ただ振るだけではなく、ちゃんとアクションとセリフもある。
シャカシャカニャンニャン
シャカシャカニャンニャン
というセリフ(ちょっとうろ覚えだが)を両手で猫耳ポーズを取りながら言うのだ!決して恥ずかしがってはいけない。ここがこういうお店の一番の真骨頂なのだ(と思う)。うわー、さらに楽しくなってきたぞー!
筋骨マンのバックドロップは鳥軟骨の唐揚げで、今度はのり塩パウダーを投入し、筒型タッパーでシェイク。アクションとセリフはDEATHポテトの時と同様。
シャカシャカニャンニャン
シャカシャカニャンニャン
一気に2回もイベントをクリアしたぞ。当初困惑気味だった(様に見えた)Nも、だいぶ表情が緩んできたようだ。いやぁ~、同行者からKY扱いされちゃたら切なすぎるからね。うんうん、良かった良かった。
さーて、盛り上がってきたところでジャンジャン飲むぞ!
続きは後ほど。
PR